トリックルーム駐在所記録

トリックルーム軸のダブルとマルチの構築記事を中心に

【WCS2018使用構築】マンダスイッチ

 初めまして、トリックルームとマルチバトルに没頭しているPinと申します。
WCS2018がとっくに終わり、PJCS2019の予選一回目・・・すら終わり近いうちに二回目が行われようとしている中ですが、WGC2018を戦い抜いた最高の6匹を記録しようと初めて構築記事を書くことにしました。そのポケモンたちがこちら。

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画像はわかさん(@pdd_waka)さんから頂きました。本当にありがとうございます。
 初めての記事ということもあり今回は簡潔に行きますが需要あればながーーーーい構築経緯やら選出パターン+@(WCS戦闘記とか。PJCSは記憶が薄れつつある)加えたフルバージョン出します。
以下一部除いて常体で書きます。では目次。

 

構築経緯

 超簡潔に。
 元々の構築はサンムーン時代の東北オフで使用したアロガラとポリゴン2を使いたいなと思って組んだこの構築である。

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 この構築を使って第18回東北オフにてまずまずの結果を残し、その後も一部を変えつつレートでも使用していた。
 しかしINCMarchを直前に控えた2018年3月に突如解禁され、以後ダブルバトル界のドンとして君臨する威嚇ガオガエンが登場したことでPTの変更が必要となり、この構築が誕生するきっかけとなった。
 ガオガエンを対策するためにまずアロガラとも相性の良いミズZカプ・レヒレを採用した。さらに当方火力重視かつPTに威嚇枠がいなかったためメガプテラと同じく飛行タイプであり火力も非常に高いメガボーマンダを採用、最後に相性補完かつマンダと横の並びがいいライコウを採用し完成となった。

 

 

 

 

・・・・大分削った

 

 とある人にまずは簡潔な記事の方読みやすいと言われたのでね。確かに初記事で長ったらしくても飽きるわな。では次。ここが大事。


PT解説

努力値配分に関しては主要なものをピックアップ

 

ボーマンダ
持ち物:ボーマンダナイト
性格:意地っ張り
努力値
H68 D252 S188(~PJCS2018)
AS252(PJCS2018~WCS2018)
H188 A60 D4 S252 (WCS2018~)

捨て身タックル 羽休め(INCMarch)→地震(JCS2018予選~) 竜の舞 守る

 圧倒的火力・耐久を持つメガ枠。この時になって初めてマンダを使うことになり配分全く分からずじまいだったため、まずは当時有名だったパメラさんのマンダの耐久調整をお借りした。性格に関しては火力を求めるため意地っ張りとし以降も意地っ張りで使い続けた。その後配分も火力重視に・・・
 技も同じく火力を求めるため、メインの攻撃技に捨て身タックルを採用。舞ってなくても無振りテテフワンパンって何ですか。反動がない恩返しも強いとは思うが、捨て身タックルの方が一撃で仕留める可能性高く、自分のスタイルに合っていたので使いやすかった。初めの方こそ羽休めを採用していたがうまく扱えなかった&INCMarchにて前半このままいけるか!?となったところで後半戦に当たりあたりまくったカプ・コケコやウツロイドに文字通りボッコボコにされ見事に撃沈したためその恨み・・ではなく対策から地震を採用したところ、対応できる範囲が大きく広がったため、この選択は大正解だった。
 このポケモンに関しては努力値配分がコロコロ変わっており、最初は完全耐久型、PJCSとWCSの間は火力を求めてAS、そして世界直前で火力と耐久の両立を目指し、現在の配分に至った。WCS以降の配分に関しては前述のわかさんと相談して決めた。
一応WCS以降型の耐久調整書いておくか。
H・・・アギルダーの命懸け耐え
HD・・・カプ・レヒレの特化ムーンフォース耐え
S・・・最速ウツロイド抜き抜き

 

ライコウ
持ち物:ミストシード
性格:臆病
努力値
H28 C252 S228

10万ボルト バークアウト リフレクター 守る

 ランドの圧力で選出が縛られるものの、出せば必ずなにかしてくれる仕事人もといポケモン。霊獣ランドロスがいない構築に対しては積極的に選出していた。持ち物の都合上、レヒレと並べて先発で出すことが多く、バクアとリフレクターでレヒレが瞑想するチャンスを多く作ってくれた。そのため、ライコウヒレで投げて壁貼ってバウバウ吠えて瞑想して濁流打っているだけで対戦に勝っていた。こんなことが多々あった。とりあえず何してくるか分からない構築にはこの並び投げておけばいい。
 ミストシードを持たせている理由はVS雨である。D1段階アップによりルンパッパの雨下ハイドロポンプZを耐えることが出来る。(守るでZ受ければなおよし)そうして耐えたのちバークアウトを連打することで相手の火力を下げ、レヒレやマンダで突破するルートを作ってくれた。これが本来の目的だが、それ以外でもこのDアップにより場持ち性能が良くなったためことで特殊アタッカーに対して圧力を与えることが出来、上記にようにレヒレライコウで相手を崩すなど非常にいい働きをしてくれた。特性のプレッシャーでテテフやランドの持ち物を判定できることもグッド。
ちなみにライコウマンダで先発選出したことはほとんどありません。

 

カミツルギ
持ち物:気合の襷
性格:陽気
努力値
H4 AS252

リーフブレード 聖なる剣 追い風 守る

 何気に元となった構築からずっといる。まー、アロガラが水タイプきついからね。サンムーンの頃の役割はとにかくその火力で相手をひたすらぶった切ることだったが、USUMで追い風を覚えることが出来るようになったことが非常に大きかった。これによりトリックルームだけでなく追い風からの展開も可能となり、戦い方の幅を大きく広げることが出来た。配分は思考停止のASぶっぱ。襷による行動保障も大きい。

 

カプ・レヒレ
持ち物:ミズZ
性格:控えめ
努力値
H236 C252 S20

濁流 ムーンフォース 瞑想 守る

 選出しないことがほぼ無いんじゃないかと思うレベルで重宝したカプ。安定した耐久と瞑想やZによる高火力を両立し、さらには状態異常による運負けを防ぎ、Z技が決まってしまったら脅威のジャラランガを対策できるミストフィールド持ち等々信頼度は非常に高い。
何よりガオガエンを一撃で倒せる。
 これに尽きる。ガオガエンをみたら積極的にミズZを押す。叩き落すも怖くない。ちなみにライコウのバクアと合わせれば耐久無振りメガメタグロスもZ圏内に入る。
 また、普通であればレヒレの天敵であるカプ・コケコやサンダーなどの電気タイプをアロガラで無力化出来るため、これらを前に普通に瞑想を詰み、アドを取ることが出来るのはこの構築の大きな強みであった。よくあるサンダーorコケコ+ガエンの並びはこっちにとってはカモ。放電とかエレキネットはやめてください。

 

ガラガラ(アローラの姿)
持ち物:ふといホネ
性格:勇敢(~WCS2018前)→意地っ張り(WCS2018~)
努力値
HA252 B4

フレアドライブ シャドーボーン けたぐり 守る

 超高火力トリルアタッカー兼電気なんでも吸います屋。このポケモンを採用して本当に良かった。素晴らしい活躍をしてくれた。アタッカー面では持ち物補正によるチート火力でトリル下で暴れに暴れてもらった。クレセリアをワンパンするポケモンなんてそうそういません。フレアドライブとシャドーボーンは外す理由はないメイン攻撃技。けたぐりはポンポコカビゴン対策で入れたが、予想以上に抜群をとることが出来るポケモンが多くアロガラの活躍を支えたと言っても過言ではない。ホネブーメランで見るポケモンの大半けたぐりで対処できます。
 ただし、叩き落すをくらうと効果バツグンな上、火力までも削られてしまうでそこは注意して立ち回る必要あり。なんでガオガエンに対してけたぐり威力80しか出ないの。ガエンはレヒレとかマンダに素直に任せておくのがよし。あとVSレヒレとかも無理しない。
 そして予想以上に強かったのが避雷針。先述した通り環境にわんさかいるカプ・コケコやサンダーからレヒレを守ることが出来、レヒレを自由に行動させることが出来た。あとこの二匹はZ持ちも結構いるので後出しすることでZ技を無駄に消費させられることも大きい。
 ただし、電気対策はこのポケモンに一任しているため電気タイプが残っているのにアロガラが倒されると一気に突破されるため慎重な立ち回りが要求されるポケモンでもある。
 ちなみにWCS2018で意地っ張りにしたのは追い風下でも活躍できるようにと思ってのことだったがトリル下でも特に問題はなく、この選択に関しては正解だった。
 ちなみにH252B4にすることで特化霊獣ランドの地震ダブルダメで確定耐えするんですよね。

 

ポリゴン2
持ち物:進化の奇石
性格:冷静(~WCS2018前)→控えめ(WCS2018~)
特性:ダウンロード
努力値
HC252 D4

冷凍ビーム イカサマ トリックルーム 自己再生

 安心と信頼のトリックルーム始動要員。奇石によるチート耐久により高い確率でトリックルーム展開を可能としてくれた。さらに自己再生持ちのため、二回目の展開も容易だった。
 攻撃技に関しては主にランドロス、相手のメガボーマンダ対策の冷凍ビーム、ポンポコカビゴンメガメタグロスギルガルドを対処するイカサマの二つを採用した。イカサマはここまでで対策が薄いポケモンやトリル下でつらい敵にかなり刺さっており非常に使い勝手が良かった。ポンポコカビゴン一撃で倒すの爽快ですよ。最近耐えられることも多いですけど。
 一時期イカサマをサイドチェンジにしてみたが、一気に対応できる範囲が狭くなるわ、サイドチェンジ不適合者であること発覚するわと散々な目に遭ったとさ。
冷静→控えめにしたのはアロガラと同様。 

 

終わりに

 今回はこんなところですかね。こんなトリックルームに命を懸けているような自分がまさか世界の舞台で戦えるなんて思ってもいませんでした。本当にこの構築に出会えたことに感謝します。
 最後に時期を逃しに逃しまくった末、最近になってようやく公開したQRPTリンクを貼っておきます。WCS2019ルールに人取られてますが全国ダブルで普通に使える構築ですので使っていただけるとありがたいです。

1/12 ご意見ありましたので一部ポケモンの技のPPを上げたバージョンを公開しました!いずれすべてのPPを上げたバージョンを公開する予定です。(←最初からやれ)

3ds.pokemon-gl.com

 それではこの辺で。次はガチトリルの記事が開幕スタメン予想か・・・・・

 


ん?このブログポケモンオンリーなんて言ってませんよ?